現地調査
地表踏査-地形･地質調査
計画区域および周辺部を踏査し、地形、地質、土質、地下水等について調査します。
これらの調査結果から地形、地質上の問題点を抽出し、
道路や橋梁、トンネル、ダム等の設計資料にします。
ボーリング調査
ボーリング調査は地層のありのままの姿を観察できる最も確実な調査法として広く活用されています。
又採取した地層サンプルを室内試験し、地盤の性状や強度を求めます。
一方ボーリング孔では、地下水位の変化や地すべりの移動状況、地盤沈下等の観測を行います。
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機械ボーリング調査（ハンドフィード式）
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機械ボーリング（油圧式）
電気探査
地層の固有比抵抗や自然電位を応用して地層区分や地下水等の調査を行います。
室内試験
土質試験
ボーリングで採取した地層サンプルを用いて土の粒度や比重、含水量などの物理的性質や圧縮強度などの力学的性質を測定します。
それぞれの試験結果は地すべりの安定計算や盛土の圧密沈下計算等に用いられます。
岩石試験
岩石の密度や空隙率、超音波の伝播速度、圧縮強度などを測定します。
それぞれの試験結果はトンネル、橋梁、ダムなどの設計資料に用いられます。
水質試験
地下水や湧水、表流水等の分析を行い、飲料水としての適否や有害物の含有量等について調査します。
解析
各種構造物の基礎形式の提案
ボーリングや室内試験、原位置試験などの結果から、橋梁やダムの基礎になる支持地盤の深度や支持力および基礎形式について提案します。
地すべり調査・解析及び対策工法の設計
地表踏査やボーリング、移動量の観測結果から地すべりの安定解析を行ない、適切な対策工法の選定および設計を行います。
建築物の基礎形式･支持層について検討
ボーリングの結果から、各種建築物の支持層の深度や支持力を求め、それぞれの基礎形式や支持力、施工法について提案します。
